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人の暮らし・生産文化の痕跡

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いいでさんのあなぜき

飯豊山の穴堰

飯豊山の穴堰

江戸時代、農業用水不足の対策として飯豊山中標高1500mの地点にトンネルをつくり、新潟へ流れる玉川の水を置賜地方へ流れる白川に流し込むことが計画されました。その工事はとても難しく、花崗岩の硬い岩盤を火で炙り、脆くした後に鑿で少しずつ削りながら掘ったと伝わっています。
寛政11年(1799)に着工し、約20年の歳月をかけて全長150mを掘りぬきました。
このトンネルは「飯豊山の穴堰」と呼ばれ、県指定の文化財になっています。

飯豊山の穴堰2

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