大いなるものへの祈り-信仰の史跡
faith
いいでさんしんこう
飯豊山の登山道は、平安時代後期に山岳信仰を行う修験者によって開かれたと伝わっています。やがて江戸後期には民間信仰が盛んになり、南東北全域から多くの参拝者が豊作祈願や成人儀礼のために訪れるようになりました。江戸時代の記録によると、飯豊山の名前は飯豊青尊を祀る神社からきているとも、ただ単に雪をかぶる姿が飯を豊かに盛っている山に見えるからだとも言われています。現在、飯豊山は東北のアルプスとも呼ばれており、ブナ美林や高山植物など美しい自然や豊かな植生で山頂を目指す登山者を魅了してくれます。
飯豊山碑
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